これからの進路に悩んでる皆さんへ。

  • 2019.10.09
  • azu
これからの進路に悩んでる皆さんへ。

これから進学、就職を考えてる方から
わたしの経歴についてたくさんメッセージを頂きます。

過去にも書いたことあるし、参考になるかわからないですが
今日はわたしの経歴についてお話ししてみようと思います👶

学歴

高卒です🎓
普通高校へ在学中、ガチガチの校則に我慢できず休学しホームステイをしにLAへ飛び帰国後 退学。

帰国後1年遅れで定時制高校へ入学📖

19歳(みんなより1年遅れ)で卒業しました。

高卒資格は必要ですが
このときの海外経験などは今の職業に必須ではないです。

が、
わたしのセンスや感性はこのとき出来上がったので
若いうちに海外に出してもらって本当によかったなと思ってます。

周りの目を気にしないBE MYSELFなファッション。

SELF LOVEという自分を愛すという生き方はLAでの生活で学んだから🇺🇸


余談ですが、今住むならNYがよくて
もっと歳を取ったらスローライフLAで生きていきたいです😇

将来のビジョンは明確でなかった

高校卒業前、進学する気も全くなかったので
勉強も一切してなかったし
将来何になりたいかさえも考えてませんでした。

唯一興味があったのは、ファッションとメイクだったので
”MACの美容部員になりたいな〜”なんてフワーッと考えてたけど
専門学校を出ないとなれないと言われ
みんなより一年遅れてたし、時間的にも金銭的にもそんな余裕もなかったので即却下。笑

それから飲食店でバイトしながらギャルサーをやってフラフラと毎日遊んで暮らしてました。

今思うと、このとき将来への不安なんて全くなかったかなー。
とにかくフラフラしてた笑

20歳で就職

父が大学の就職課に勤務していたので
毎日フラフラと生きてるわたしを見兼ねて
アパレル会社の資料をいくつか持ってきました。

当時、インポートにしか興味がなかったわたしは
唯一 海外ものを扱ってたセレクトショップをやってる会社を選ぶ。

そこは昔からある地元では有名な老舗のアパレル会社で
スーツを着て面接へ行くものの希望していた海外ものを扱ってるところとは別の部署に販売員として採用される。
今思えば謎すぎる。

21歳で退職

就職したものの、何個も歳の離れたOLさんを相手に接客しなければいけない日々。

好きなお洋服でもなければ、topsの一点単価が1万円〜レベルの物を取り扱うお店だったので苦痛でしかない日々。

そんな毎日に心が悲鳴を上げ、体調不良で一年後退職。

そのときお世話になっていたMDの方は
『あなたには才能がある、続けてほしい』と懇願してくださっていたので一番最初にわたしの才能?に気付いてくださった方でした。

続けてたら今のわたしはどうなってたのかなー。

22歳でマリングループへ

体調不良もあり、また一年間フラフラと生きていたとき
いよいよちゃんと働きたいと思い求人誌をめくる。


このときも将来のビジョンやなりたいものは明確ではなかったけど
ショップ店員をしたいということだけは明確でした。

というより
アパレルがショップ店員以外に何があるのかわからなかったんです。

わたしそのレベルだったんです笑

求人誌を見て、九州初上陸の新店舗を見つけ応募。

ブランドなんて何でもよくて
とりあえず新店舗でみんなと同じスタートから始めたかったから”ROYALPARTY”の求人で応募しました。

ブランドなんでもいいとは言え、わたしとはかけ離れすぎてるよね。笑

面接へ行き、案の定わたしのファッションとは合わな過ぎると言われ
”SPIRALGIRL”で採用されました。

入社してすぐに本社勤務へ

入社後、販売員として店頭に立っていました。

そんなときひょんなことから社長に声を掛けてもらい
アシスタントバイヤーとして本社へ上がることに。
(このときバイヤーの仕事内容なんて知らない)

バイヤーに空きが出る為、アシスタントバイヤーを探していたようで
ラッキーなことに経験も知識もなかったわたしがバイヤーへ。

経験を積む

先輩バイヤーさんは居ましたが
オーダーの仕方やポイントをこれと言って教えてもらった記憶は無く。


展示会へは最初は連れて行ってもらいましたが
見様見真似で覚えていった感じです。

経験を積み、基礎を覚えて自分なりに応用を効かせてきた10年。といった感覚。

経験を積むだけで結果につながらない期間たくさんあったので
怒られたこともあるけど
そっと見守りながらその経験を積ませてくださったから今のわたしがあります。


会社にはその部分も含めて本当に感謝しています。


自分を売る、顔を広げる

20代前半で展示会へ行き、年間数千万もオーダーするバイヤーはなかなか居なかったこと。

109ブランドと言われるブランドの展示会にいるようなファッションのバイヤーではなかったこと。笑

(当時のわたしは黒肌刈り上げtattoo)


思ったことは何でも口にし、売れる売れないをはっきり言えたこと。

どんなブランド相手にも噛みつき、バイヤーという仕事にプライドを持っていたこと。

こんなスタイルのわたしだったので
どのブランドさんにも可愛がってもらってすぐ覚えてもらえました。笑

結果にも残していたので、沢山の会社から引き抜きにもあってきました。

その他に、昔は東京に月一遊びに行っていて
そのときに知り合った人たちがたまたまいろんな業界で有名だったこともあり
交友関係が広がったことはもちろんですが
仕事に繋がるような出会いも多々ありました。

外に出ることは本当に大事です。

専門学校に行くよりよっぽど大事かもしれません!

幅広い、わたしの仕事内容

複数人でやるようなお仕事を1人でやっています。

アパレルのセレクトショップ(Jelly)と
アクセ雑貨のセレクトショップ(MissMarine)のディレクション。

ミスマリンは、福岡と熊本という別の都市にあり
客層や売れるもの、店の広さも全然違うので
全く同じようにはいかず
それぞれをディレクションするのはめちゃくちゃ大変です。

どんなお店にするかな〜と考えた後
アイテム構成などのお店を組み立てるMD。
構成を考えた後に商品を揃えるバイヤー。
ここまでの仕事をメインで1人でやっています。

バイヤーとして
国内展示会へは主にJelly、
海外買い付けのメインはミスマリン。と飛び回る日々です。

MDとは

バイヤーとは

進学するべき?就職するべき?

この質問、一番よく届きますがその答えは何の職種に就きたいのかによります。

わたしの様なセレクトショップのディレクターになりたいなら専門学校に行く必要はないです。


ですが、パソコンを触れないと厳しいので
専門学校に行くならパソコン系(エクセルやイラレ、フォトショ)の専門学校がいいかと。


必要なのは、ファッションに対する知識や分析力、海外に行くこともあるので語学力があれば尚更◎


バイヤーになりたいなら
トレンドを見極める力や情報量、語学力、コーディネート力や決断力があればかなり強いです。

洋服作りをしたいなら必ず専門学校へ出ていないとできないと思うけど
それ以外なら
専門学校を出てる子より経験がある子の方が強いと思います。

ディレクター業もMD業もバイヤー業もどれもこれも現場の意見を取り入れます。
だから現場経験を経ないとなれないと思います。

学校へ行くぐらいなら一日も早く、現場経験を積んだ方がいいのでは?とわたしは思います。
(あくまでわたしは)

匿名の皆さん。
わたしがここまでやってこれたのは運やタイミングもあると思うので参考になるかわかりません。。

が、適材適所ってあると思うから一日も早く飛び込むことが大切かなと思います。

そして!わたしの様になりないと言ってくださる皆さん。
わたしみたいになりたいなら
わたしの下で働いてみてはいかがですか?笑
わたしが担当してる店舗、どこも求人募集してます🥰
気になる方はご一報くださいまし。

最後に。
若いって無敵で、可能性が無限にあります。

しっかりとしたビジョンがあることはとってもいいことだけど
それがあることによって一歩踏み出す邪魔をしてるようにも感じます。
10年間この業界にいて、32才になるわたしがアドバイスするなら
『一日でも早く踏み出すべき』ということ。

時間はお金じゃ買えません。
結婚や出産と何かと制限やリミットがある女の人生だからこそ踏み込むなら早ければ早いほどいいと思うのです。

お悩み相談、お待ちしてまーす💌




azuカテゴリの最新記事